大学全体
旧制興亜専門学校を前身とする大学。戦後、日本経済専門学校、日本経済短期大学を経て亜細亜大学となった。初代学長兼理事長には、終戦時の文部大臣であった太田耕造が就任した。その後、理事長に就任した東京急行電鉄の創業者五島慶太の経営協力の下で組織整備などがなされてきた。東急グループの文化事業に位置づけられている。五島慶太逝去後は、後継者の五島昇が就任した。その後は、元伊藤忠商事会長瀬島龍三に引き継がれ、現在は東京急行電鉄の清水仁が理事長に就任している。
建学の精神(校訓・理念・学是)
建学の精神は「自助協力」
太田耕造初代学長の著書によると建学精神の「自助」とは、一人ひとりが自らの内面を深く見つめ、自分自身のしっかりとしたアイデンティティを確立し、自らの力でそれぞれの道を切り拓くこと。さらに「協力の花は自助の根から」とし、真の協力関係とは自立した人間同士の協力関係であると書かれている。
教育および研究
学風および特色
一芸入試など独自の入試スタイルや語学留学プログラム、スチューデントカンパニー・プログラムなど、日本の大学としては初めてとなる入試制度や教育プログラム、テレビコマーシャル(CM)を実施したことがある。国際関係学部では1年次後期にAUAP(後述)への参加が原則として必修となっており、他学部の学生も希望者は全員参加する事が可能である。また、大学では14か国語、短大部では5か国語の外国語授業を開講している。アジア地域を中心に、中東や欧米など世界各地域の言語を学ぶことができる。外国語専門の学部を持つ大学を除けば、この数と幅広さは屈指の充実ぶりである。
沿革
略歴
1941年4月、財団法人興亜協会が創設され、同時に付属の旧制興亜専門学校が開校した。1945年に興亜専門学校から日本経済専門学校へ改称。1950年に日本経済専門学校を改組して日本経済短期大学が開学。1955年に現在の亜細亜大学となった。
年表
1941年 財団法人興亜協会設立 旧制興亜専門学校開校 第一部(満蒙支科)第二部(南方科)第三部(内地科)を設置
1945年 第二次世界大戦の終結に伴い日本経済専門学校へ改称
1950年 同専門学校を日本経済短期大学へ改組
1955年 日本経済短期大学経営科および貿易科を亜細亜大学へ改組(形式的には同短期大学同科を廃止して亜細亜大学を設置)商学部を開設
1957年 日本経済短期大学経営科を再度設置
1962年 留学生別科を開設(留学生部を改称)
1964年 経済学部経済学科を開設
1966年 法学部法律学科を開設
1970年 商学部を改組し、経営学部経営学科を開設
1974年 経営・経済・法の各学部に大学院修士課程を設置
1976年 経営・経済・法の各学部に大学院博士課程を設置 経済学部に国際関係学科を併設
1989年 亜細亜大学アメリカプログラム(略称:AUAP)開始(前年には実験的にこれを実施した)
1990年 国際関係学部国際関係学科を開設
1993年 日本経済短期大学を亜細亜大学と統合、亜細亜大学短期大学部とする
1995年 経済学部国際関係学科を廃止
2001年 教養部を廃止
2004年 短期大学部経営科の経営管理専攻と経営情報処理専攻を廃止
2004年 経営学部経営学科にホスピタリティ専攻を開設、亜細亜大学にアジア夢カレッジを開設
2006年 大学院経営学研究科(前期博士課程)を改編し、アジア・国際経営戦略研究科(修士課程)を開設
2007年 亜細亜大学アメリカプログラム(略称:AUAP)参加学生数が一万人を突破
教育および研究
組織
学部
経営学部
経営学科 経営学専攻
経営学科 ホスピタリティ専攻
「自学力」をモットーにビジネスパーソンを育成。経営学、ホスピタリティの2専攻で実学を重視した教育を行う。第一線で活躍する経営者を講師に招いて行うトップマネジメント特別講座では経営現場の最前線にふれる。
経済学部
経済学科
2年次から政策科学、経済情報分析、都市経済コミュニティ、アジア・国際人の4コースに分かれる。実社会から経済学の最新テーマを取り上げる講義や他学部の科目も受講でき、多様な角度から幅広い知識を修得できる。
法学部
法律学科
法曹をはじめ、法律学の専門知識を身につけた公務員、企業人を育成する。2年次から法科大学院進学、公務員、企業法、現代法文化の4コースに分かれる。4年間を通した少人数によるゼミナール教育を展開。
国際関係学部
国際関係学科
1年次後期の必修として、5ヶ月間の留学(AUAP)を実施している。2年次から国際関係、国際協力交流、国際地域研究の3コースに分かれて学ぶ。必修ゼミを中心に少人数教育を取り入れている。
別科
留学生別科
亜細亜大学への進学を目ざす留学生が、準備段階として主に日本語と日本事情を学修するコース。
短期大学部
短期大学部
経営科
短大では珍しい2年間一貫のゼミナールを軸に、経営・会計・情報の理論と実務のほか、外国語科目、そして幅広い知識と豊かな人間性を培うための教養科目を学ぶ。また、一人ひとりの将来計画に応じてフレキシブルに学べるよう、「経営・マーケティングコース」「企業会計コース」「経営情報コース」の3つのコース制を導入している。
教育
語学留学プログラム
亜細亜大学では、以下のような語学留学プログラムが存在する。
AUAP
AUAP(Asia University America Program:亜細亜大学アメリカプログラム)とは、5ヶ月間のアメリカ留学プログラムであり、この大学を代表する語学留学プログラムである。このプログラムでは、アメリカ合衆国ワシントン州にあるセントラル・ワシントン大学、イースタン・ワシントン大学、ウエスタン・ワシントン大学のいずれかに派遣される。国際関係学部ではこれが必修となっているが、留学生の場合は希望者のみである。他学部の学生も希望者は全員参加することができる。国際関係学部では1年次後期(例年9月から2月まで)に、他学部希望者は1年次後期から2年次前期(例年2月から7月まで)にかけて留学する。他学部希望者によるAUAPは「サイクルワン」、国際関係学部によるAUAPは「サイクルツー」とも呼ばれる。このプログラムに参加した学生は、現地で卒業単位を修得することができる。なお、アジア夢カレッジ(国際関係学部在学生含む)及び経営学部ホスピタリティ専攻に所属する学生は参加できない。
AUGP
AUGP(Asia University Global Program:亜細亜大学グローバルプログラム)とは、春ないし夏の長期休暇中におおよそ1ヵ月半前後の短期留学プログラムである。アイルランド・アメリカ・カナダ・イギリス・インドネシア・インド・韓国・中国・オーストラリア・モンゴル・ロシア・スペインの合計12カ国から選べ、希望者は誰でも参加できる。このプログラムに参加した学生は、現地で卒業単位を習得することができる。
AUEP
AUEP(Asia University Exchange Program:亜細亜大学交換・派遣留学プログラム)とは、1年間の交換留学プログラムである。AUAPやAUGPと違い、所定の条件などがある。派遣先の国としては、インドネシア・韓国・タイ・アメリカ・中国・台湾・モンゴル・シンガポール・スロバキアなどがある。このプログラムに参加する学生は、亜細亜大学を休学して派遣するという形が多いため、5年次で卒業するという場合が多い。
アジア夢カレッジ
アジア夢カレッジとは中国をはじめ、アジア圏を舞台とした様々の分野で活躍できる人材を育成する留学も含めた総合的なプログラムである。アジア夢カレッジの学生になると、所属学部専門科目と夢カレの専門科目を併行して学ぶことになります。つまり、所属学部の専門性だけでなく、中国の専門性を身につけることになる。参加できる学部は経営学部、国際関係学部、法学部の3つである。しかし、アジア夢カレッジに所属している指導者たちはほとんどが国際関係学部の教授や講師であるため、国際関係学部の学生にとっては有利であって、さまざまな面において国際関係学部の学生を優先する傾向にあるのも事実である。
●AUCP(中国派遣留学)について ①留学先:大連外国語学院 ②海外ビジネス・インターンシップ(大連にある日本企業)。企業や団体の方々と連携して授業やインターンシップを共同運営する。 ●中国派遣留学の参加要件 しかし、アジア夢カレッジの学生はみんなすべて派遣できるわけではない。派遣する要件は原則として ①1年次の中国の単位を取得し、また、1年次終了までに、日本中国語検定協会が主催する中国語検定において、3級を取得すること(しかし、実際は先生の判断によって、1年次終了するまでに取得できなくても派遣する場合もある)
②学部の必修科目とアジア夢カレッジの専門科目の単位をすべて取得すること(しかし、その点においては国際関係学部の学生を優先する傾向がある、国際関係学部の学生がその要件に満たさない場合でも派遣できるが、他の学部の場合は派遣できない場合が多い。それは学部ごとにカリキュラムの違いという原因があるが、アジア夢カレッジは実際に国際関係学部の学生を中心に行っているプログラムであるもの事実である)
③授業期間中に実施する各種事前研修、国内地域現地調査に参加すること。 ④学業、学習姿勢、経費、健康等に関する大きな問題を抱えていないこと。(その中でも、以上の派遣できる要件に満たしても、学習姿勢が良くないと判断された場合、派遣できないこともある。しかし、その点においても国際関係学部の学生を優先する傾向にある)
このアジア夢カレッジは文部科学省の「平成16年度 現代的教育ニーズ取組支援プログラム(略称:現代GP)」に選定されている評価の高いプログラムであるが、国際関係学部を優先することから、他学部の学生への平等的な扱いをするという最も基本的な点において問題が存在している。
学生生活
「出会いの広場」とは国際関係学部及び法学部が入学直後に行う2泊3日の合宿オリエンテーションであり、新入生同士及び上級生との交流を深めるイベントである。
部活動・クラブ活動・サークル活動
学園祭
学園祭は「アジア祭」と呼ばれている。
スポーツ
硬式野球部は東都大学野球連盟に加盟しており、全国的な強豪である。
陸上競技部はソウルオリンピック女子1万メートル代表の松野明美を育てた岡田正裕監督の指導により、第82回東京箱根間往復大学駅伝競走で初優勝を果たしている。
セパタクロー部は日本国内では数少ない大学セパタクロー部でセパタクローが日本に紹介された翌年には結成されており、日本セパタクロー協会に加盟する団体の中ではかなり古い組織となっている。
大学関係者と組織
亜細亜大学の同窓会は「青々会」と称し、国内66の地域支部組織のほか、アメリカ、台湾、香港、タイ、韓国、マレーシア、中国など、海外にも支部組織が広がってる。
卒業生数は約7万人。
武蔵野キャンパス
武蔵野キャンパス
JR中央線武蔵境駅北口から徒歩12分
北口バスターミナルから小田急バス「桜堤団地行(団地入口経由)」で「亜細亜大学北」下車、徒歩1分
北口スイングビル前バス停「武蔵境駅北口(0番)」からコミュニティバス(ムーバス)で「境5丁目(6番)」または、「亜細亜大学南門(7番)」下車、徒歩0分
対外関係
成蹊大学、東京女子大学、日本獣医生命科学大学、武蔵野大学と単位互換協定を結んでおり、各大学で提供されている科目を卒業単位として履修できる。
留学協定締結校
セントラルワシントン大学(アメリカ)
イースタンワシントン大学(アメリカ)
ウェスタンワシントン大学(アメリカ)
北京師範大学(中国)
慶煕大学校(韓国)
ノーザン・ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)
レディング大学(イギリス)
モンゴル国立教育大学(モンゴル)
リムレック大学(アイルランド)
ボイジー州立大学(アメリカ)
タスマニア大学(オーストラリア)
ティラク・マハーラーシュトラ大学(インド)
パジャジャラン大学(インドネシア)
サラマンカ大学(スペイン)
サンクト・ペテルブルグ国立大学(ロシア)
香港中文大学新亜書院(香港)
新疆財経大学(中国)
大連外国語学院(中国)
淡江大学(台湾)
シンガポール国立大学(シンガポール)
マテイベル大学(スロバキア)
インドネシア大学(インドネシア)
シーナカリンウィロート大学(タイ)
関係校
学校法人五島育英会が設置している以下の大学とは同じ東急グループに所属しているという点で関係がある。
武蔵工業大学
東横学園女子短期大学
(出典;Wikipediaより)
亜細亜大学紹介サイト